今の時季、養蜂部はミツバチ達の冬越しの準備中です。
ミツバチ達は、寒さに(暑さにも)弱い生き物。
巣の中で女王蜂を中心に集まり、
体を寄せ合い”蜂球”を作り温め合って、冬を乗り切ろうとします。
そんなミツバチ達が巣箱の中で集まり易いように、あまり広がらないで済むように、
養蜂部員たちはそれぞれの巣箱のミツバチの数を確認し、巣枠の数を調整します。
巣枠と巣枠の間に制御盤を入れて、ミツバチ達が集まるエリアを作ってあげます。
また、寒い間ミツバチ達は、巣箱の外にエサ(花粉)を取りに行くことができません。
そのため、まだ動ける暖かい時期に貯めておいた花蜜を、冬の間の食料にして過ごします。
ミツバチ達が食べやすいように、すでに閉じてしまった蜜蓋(みつぶた)を削ります。
例年の今の時期に比べると、暖かい熊本。
ミツバチ達もまだ活発に活動中です。
蜂場では、10月の草刈りの時に種を蒔いた”ヘアリーベッチ”が、
こんなに成長していました!
春には優良な蜜源となってくれることを期待しています!