懐かしい里山の風景が残る熊本県山鹿市。
その地で育てる青梅が収穫の時期を迎えています。
ミツバチたちが受粉をして実をつけることから『蜂梅(ほうばい)』と名付けました。
ミツバチの力で受粉することで、果肉がぎっしりしていて良質な梅に成長します。
もうすぐ収穫が始まるのは鶯宿梅(おうしゅくばい)という品種。
鶯宿梅は実がぎっしりしていて強い香りが特徴で、そのエキスを利用して梅シロップや梅酒などによく使われます。
一方、栽培には特に気を遣うという鶯宿梅。
ヤニ果と呼ばれる透明なゼリー状の液体が出やすく、品質には問題ありませんが見栄えが損なわれるためあまり商品には向いていません。
昨年の冬から梅の木の剪定や梅園の草刈りなど、大切に育ててきた蜂梅。
一粒一粒手作業でチェックをしながら収穫をしていきます。
今回は、いつも梅園のお世話をしている果樹園芸課の門久さんから話をお聞きしました。
これからが旬のおいしい青梅を使って、梅仕事を楽しんでみませんか?
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