キウイフルーツ農園で受粉のお手伝い

熊本県北にある玉名郡南関(なんかん)町のキウイフルーツ農園様にて、巣箱のリースを行いました。

今回ご縁があったのはニューガイアアグリ株式会社様。( https://www.shibaura-group.com/agri/ )

可愛いマスコットキャラのCMでお馴染みの『ゼスプリ』のキウイフルーツを栽培されています。

4月下旬の某日、51箱の巣箱をキウイフルーツ農場へ導入しました。

巣箱導入の日はあいにくの雨。

導入の前日から咲き始めたばかりというキウイフルーツの花も雫が滴っていました。

見渡す限りの農場は3.4ヘクタール(約18,000畳)もの広さがあるそう。移動するだけで一苦労です。

 

小雨が降り続く中、巣箱を設置していきます。屋外作業を生業とされる皆さん、悪天候にも慣れた様子で次々と巣箱を置いていました。

全ての巣箱の設置が終わり、いよいよ巣箱の巣門を開けていきます。ミツバチたちが攻撃的に飛び出て来ないよう、燻煙器(くんえんき)の煙で落ち着かせます。しばらくすると巣門から次々とミツバチたちが。

あちこちへ飛び立つ様子を確認し、一同思わず安堵の声が漏れました。

これからしばらくはこのファームがミツバチたちの新しい住まい。親心からか、早く慣れて元気に頑張ってほしいと養蜂部員たちも優しい眼差しで巣箱を眺めていました。

設置から約20日間、咲き始めたキウイフルーツの花の花粉をミツバチたちが運んで受粉をお手伝いします。

花粉はミツバチたちにとっても大事な栄養分。キウイの花はたくさんの花粉をつけるので、ミツバチたちにとっても嬉しいご馳走です。

今回受粉をお手伝いしたのは『ゼスプリ』のサンゴールドという品種。

実際に果実が実るのは10月頃だそうです。

 

緑豊かな熊本の自然が育んだミツバチとキウイフルーツ。コラボレーションしたその味が楽しみですね!

 

 

 

 

取材協力:ニューガイアアグリ株式会社様、ゼスプリフレッシュプロデュースジャパン株式会社様

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