熊本県内での採蜜がひと段落し、いよいよ秋田、北海道での移動養蜂がスタート。
5月末には、熊本から秋田へ470箱の巣箱を2回に分けて送り出しました。日が暮れた暗闇の中、大型トラックに巣箱を積み上げる養蜂部員たちの姿は、この時期の風物詩。
運送会社の方も唸るほどの早業で積み込み、今年も秋田へミツバチたちを送り出しました。熊本から秋田への移動経路。約1600キロの道のりをひたすら陸路で進みます。
到着後は、すぐに巣箱を各地の蜂場へ。極力ミツバチたちに負担がかからないよう、全ての作業を迅速に行います。今年は天気に恵まれたこともあり、各蜂場の周りでは様々な種類の花が咲いていました。
蜂場近くの田園風景。瑞々しい新緑が眩しいです。
秋田の大自然に囲まれ、ミツバチたちもごちそうを求めて活き活きと蜜集めに勤しんでいました。
アカシア蜜が採れる蜂場は、上から覆いかぶさるようにアカシアの花が咲いています。ミツバチたちも、その甘い香りにうっとりと身を寄せ合って蜜を吸っていました。
その他の蜂場近くにも、香ってくるほど満開に咲いた花々が。
野ばらの花。
とちの花。
そばの花。
巣房の中で黄金色に光る野ばら蜜。
採蜜中の養蜂部員は、ずっしりと重い巣枠を持って蜜入りの良さを実感するそうです。採れたてのアカシア蜜。透明度が高く、口当たりもまろやかで風味が上品なはちみつです。
ピンクゴールドの色が特徴的な、イタチハギの花の蜜が含まれる百花蜜(右)。淡い色のアカシア蜜と並べてみると違いが一目瞭然ですね。
秋田で採れた個性豊かな今年の新蜜たち。勢いよく流れる様子を並べてみると壮観です。
秋田の大自然が育んだ花々から採れた純粋はちみつ。
今年も社員一丸となって、皆様のお手元まで愛情を込めてお届けします。