当社の養蜂部が、282箱のミツバチを乗せたトラックを北海道へ出発させました。
真夏の蜜源を求めて、ミツバチたちを移動させます。
いよいよ出発!早朝からの積み込み作業
午前4時、まだ暗い時間帯から作業が始まりました。
天候は曇り、気温は22℃。
熊本市北部の養蜂事務所に集められた282箱の巣箱がトラックへと積み込まれていきます。
一箱あたりの重さは10kg~15kg。
養蜂部員であれば片手で持てるほどの重さです。
1時間半をかけて丁寧に積み込まれた巣箱たちは、午前5時半、熊本市北部の養蜂事務所を出発しました。
いよいよ長い旅の始まりです。

2,400kmの長距離移動ルート
今回の移動ルートは以下の通りです。
熊本市北部事務所 → 福井県敦賀 → (フェリー移動)→北海道苫小牧 → 北海道浜中養蜂事務所
距離にして約2,400km。
熊本県から敦賀までの約850kmを、約9時間かけて進みます。
敦賀新港に到着後は、フェリーに乗り換えて苫小牧まで海路での移動となります。
総移動時間は約2日間にも及びます。
ミツバチたちの快適さを最優先に
秋田への移動(※前記事参照)では巣箱の間に氷を挟んで温度管理をしていましたが、今回の北海道行きは異なります。
使用されるのは冷蔵トラック(リーファーコンテナ)です。

トラック内部の温度は15℃に設定されています。
これは巣箱内の温度が上がりすぎないようにするための、蜜蜂たちにとって最適な温度設定。
ただし、この温度が本当に最適なのかどうか、現在データを採集しながら検証中です。
養蜂部の真摯な姿勢が感じられます。
窒息防止と定期的な換気で万全の体制
数百箱のミツバチを長距離輸送するには、細かな配慮が不可欠です。当社では以下の対策を徹底しています。
- コンテナ内を常に空気循環させる
- 巣箱の載せ方を工夫して風通しを確保
- 定期的な換気で酸素不足を防止
これらはすべて、ミツバチたちが「元気な状態で北海道に到着できるよう」という願いから生まれた工夫です。

北海道での活動期間
北海道に到着したミツバチたちは、7月のお盆から8月のお盆(花の状況によっては8月初旬)まで、約1ヶ月間、北海道で活動します。
北海道は広大な草地が広がり、夏場の蜜源となる野生の花々が豊富です。
熊本では得られない、独特の環境での採蜜活動となります。
そして秋が深まる11月、ミツバチたちは再び熊本へ戻ってきます。
養蜂部からのメッセージ
今回の移動について、養蜂部の担当者からこんなコメントをいただきました。
「まずはミツバチたちが無事に北海道に到着すること。それに尽きます。
向こうに到着したら外的要因に負けないよう、頑張って美味しい蜂蜜を採ってほしいです。」
移動という試練を乗り越えたミツバチたちが、北海道の大地で、どのような蜂蜜を作り出すのか——。
私たちはその活躍を心待ちにしています。







