北海道での採蜜が終わりました!

7月下旬から北海道で行っていた採蜜が、無事に終了しました!今年も、北海道の雄大な自然の中で、この土地ならではの豊かな風味を持ったはちみつが採れました。

弟子屈町(てしかがちょう)で採れた「そば蜜」
夏の北海道では、広大なそば畑一面に白く可憐なそばの花が咲き誇ります。小さな白い花からは、ほんのりと独特の香りが漂い、人によっては少しクセのある香りに感じられるかもしれません。蕎麦の原料となるのはそばの実ですが、その花からは「はちみつ」が採れることはご存知でしたか?そばは、ミツバチにとって大切な蜜源植物のひとつです。花が咲くと、ミツバチたちはその花をひとつひとつ訪れ、花の蜜を集めます。こうして採れたはちみつが「そば蜜」です。

そば蜜は、一般的なはちみつとはひと味違います。独特の香りと濃厚なコクがあり、色合いも黒褐色から濃い茶色になることが多いのが特徴です。黒糖や黒蜜を思わせる深い甘さの中に、そば蜜ならではの個性的な風味が広がります。ライ麦パンなどの香ばしいパンと合わせるのもおすすめです。

阿寒(あかん)地区で採れた「菩提樹蜜」
弟子屈町より西に位置する阿寒地区では、菩提樹(ぼだいじゅ)の蜜を採蜜しました。菩提樹といえば、お釈迦様がその木の下で悟りを開いたというエピソードでも知られています。日本でも、お寺などで植えられている姿を見かけることがあります。そんな菩提樹から採れるはちみつは、海外では「リンデンハニー」と呼ばれ、ヨーロッパなどでも古くから親しまれてきました。菩提樹は、小さく可憐な黄色や黄白色の花を咲かせます。その花から採れる菩提樹蜜は、甘く爽やかで、清涼感のある香りが魅力。そば蜜とはまた違った、爽やかな香りと上品な甘さを楽しめます。天候にも恵まれ、今年も無事に菩提樹のはちみつを採ることができました。

 

採れたての菩提樹のはちみつが出てくる様子

採蜜を終えた杉養蜂園のミツバチたちは、弟子屈地区・阿寒地区から、拠点となる浜中町へ移動してきました。無事に到着したミツバチたちの様子を確認すると、早速元気に飛び回り、黄色やオレンジ色の花粉をせっせと集めていましたよ。

浜中町に戻ってきたミツバチたちが元気に飛び回る様子

同じ北海道で採れたはちみつでも、蜜源となる花や地域によって、香りや味わいは大きく変わります。それぞれに異なる個性があり、こうした違いを楽しめるのも、養蜂の魅力のひとつです。今年の北海道のはちみつも、ぜひ楽しみにしていてください!

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