杉養蜂園のきんかん畑では、今年もきんかんの実が少しづつ膨らみ始めています。
10月下旬、自社のきんかんハウスへビニール張りを行いました。
これからの冬に備えて、夏の間剝がしていたビニールを養蜂部員総出で張っていきます。
きんかんハウスへのビニール張りは、杉養蜂園 秋の風物詩。
気温が上がり始めると風も強くなるため、作業は朝の6時から10時ごろまでの間で迅速に行われます。
この日は特に風が強く、養蜂部員たちは互いに声掛けをしながら息を合わせて張っていきました。
杉養蜂園のきんかんは『蜂玉(ほうぎょく)』という名前からも分かるように、毎年ミツバチたちの花粉交配で実ります。
自然の営みのままに受粉した蜂玉は、形が良く皮ごと食べられるみずみずしい味わいです。
養蜂部員によると、今年は去年よりも一割ほど多く実っているそう。
現地でも、青い実が鈴なりに実っている様子がたくさん見受けられました。
ビニールを張った後、ほんのり温かさを感じる室温にきんかんたちも心地よさそうにしていました。
これからどんどん色づいて、大きく熟していくのが楽しみです!
(ハウスの中に先客がいました。)