杉養蜂園では、毎年年末に熊本県内で植樹を行います。
今年は熊本市内と天草方面に、計40本の「クロガネモチ」を植えました。
街路樹としてよく植えられているため、皆さんも見掛けたことがあるのではないでしょうか?
小さな赤い実が特徴的なクロガネモチは、ミツバチにとって大切な蜜源植物。
5月~6月頃に開花する小さな白い花からは、蜜だけでなく花粉も豊富に採れるのでミツバチたちにとってはごちそうの木だそうです。
今年の苗は幹が太く、根もずっしり重かったようで、トラックに詰め込む作業も一苦労。
「今年の苗は、最近の中では一番立派かもしれない」と養蜂部員も感心していました。
しっかり根付くように土を固めます。
採蜜最盛期の5~6月頃に開花するクロガネモチ。
さまざまな花の蜜がミックスされた百花蜜の中には、冬に植えたクロガネモチの蜜も含まれているかもしれませんね!
養蜂部員の作業ジャンパー。
よく見ると、背中にアインシュタインの名言が!
「世界からミツバチがいなくなると、4年後に人類は滅亡する」
ミツバチと私たちが健やかに生きていける環境づくりのために、今後も植樹活動を行っていきます。