熊本でいちごが最盛期を迎えるこの時期は、
地元農家さんにポリネーション(花粉交配)用に貸し出している巣箱の点検に回る日々です。
この日は南阿蘇のいちご農家さんを回りました。
ミツバチの数や状態は問題ないか、餌となる蜜は足りているか。
この冬寒い時季、普通のミツバチ達は巣箱の中で温め合って過ごしていますが、
ポリネーション用のミツバチ達は休むこともせずに働いているため、
その分養蜂部員も気に掛ける部分がたくさんあります。
農家さんに普段のミツバチの様子をうかがいながら、
アドバイスをしたりもします。
南阿蘇の冬は厳しいため、巣箱のミツバチ達が寒さで弱ってしまわないように、
毛布や藁で巣箱を覆っていただくようお願いします。
杉養蜂園のミツバチたちが受粉をして大きくなったいちご。
「杉さんのミツバチにお願いすると形もよく美味しいいちごができるから助かるよ」
と、農家さんにおっしゃっていただけることを誇りに思いながら、
ミツバチ達が生活しやすい環境作りをしていきます。
まだまだいちごの時期は続きます。
これからも定期的に農家さんを回りながら、ミツバチ達を見守っていきます。