杉養蜂園では、蜜源となる花の開花に合わせて列島を大移動する移動養蜂を行っています。
採蜜活動は4月から8月まで、最も採蜜に適した蜜源地で環境や天候の変化を見極めながら、熊本、秋田、そして北海道で行います。
6月中旬、熊本と秋田で採蜜を終えたミツバチたちを北海道へ移動させました。
熊本から2,400㎞、72時間ノンストップの大移動。
今回北海道へ移動した巣箱の数は、総計1138箱。
ミツバチの数はおよそ4000万匹。
広大な自然と大地に恵まれた北海道に、杉養蜂園のミツバチたちが蜜を求めて飛び立ちます。
北海道への大移動は、はちみつを採るだけでなく、来年の採蜜に向けてミツバチたちを育む目的もあります。
北海道の夏の平均気温は22.3度。人だけでなく、ミツバチたちにとっても一年で最も暑い時期を過ごすには最適な場所です。
今年の菩提樹蜜とそば蜜はどんな味に仕上がっているのでしょうか。
日本有数の大自然と触れ合うミツバチたちを、少し羨ましく感じます。
涼しくなるころに帰ってきてね。