マルハナバチの取り扱い方法

ご利用いただく前に

 換気部にネットを展帳していますか?

働きバチの逃亡防止につながり、授粉効率がアップします。

花粉は出ていますか?

ハチは花粉が出ていない花には訪花活動を行いません。十分量の花粉が出ている事を確かめてから導入し てください。

農薬の影響が残っていませんか?

農薬の種類によっては、ハチヘの影響が長く残る場合 があるので、導入前に本紙の「農薬影響表」を参考に 確認をお願いします。

UVカットフィルムは使用していませんか?

UVカットフィルム下でのこ利用は、訪花開始まで日数 がかかったり、授粉活動が鈍くなる場合があります。

巣箱が到着したら

巣箱の設置方法(下図参照)

  • 12~30℃(ナスは14℃~)の温度環境下で利用してください。
  • 直射日光は厳禁です。設置の際は、断熱性のある発泡スチ-ル等で必す日除けを行ってください。
  • 夏季のこ利用は地中に設置する方法もあります。(右下図)
  • アリが多い場所では、アリ避けを行ってください。
  • 一巣箱当りの使用面積の目安(栽植密度や季節によって変わります)
    大玉トマト:~2000ポ ミニトマト:~1500ポ ナス:~7oom イチゴ:1000~2000ポ(ミツバチの飛び難い季節に)

巣門の開放

    • 巣箱をハウス内に設置後、最低3時間は静置してください。
    • 夜間から早朝に開放します。30℃以上の高温環境下での開門はさけてください。
    • 初めて出巣したハチは、花や巣箱の位置を覚える為の学習飛行を行います。学習飛行に失敗すると、授粉活動を開始するまでの日数が長くなったり、ハチが巣箱に帰れすに授粉活動の低下につながります。

着地台の作成方法(右図)

  1. 点線に沿って手前に開けます。
  2. 折り目に沿って内側に折り曲げます。
  3. 巣門下部のすきまに差し込んで完成です。

巣門の開閉

【ナチュポール・ブラックの場合】

  • 商品到着時 ⇒ 巣門が閉じています。(下図の閉鎖モード)
  • 使用時 ⇒ 授粉させる時は、向かって右側の巣門を開けてください。ハチが自由に出入りできます。(下図の使用モー ド)
  • 回収時 ⇒ 農薬散布やハウス間のローテーション利用のためにハチを回収したい時は、向かって左側の巣門を開けてください。(下図の回収モー ド)

※巣箱の移動時は必す巣門を閉じてください。(右函の閉鎖モー ド)着地台の作成方法(下図)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ナチュポール・ミニの場合】

  • 商品到着時 ⇒ 巣門が閉じています。(下図の閉鎖モード)
  • 使用時 ⇒ 授粉させる時は、巣門を上に上げてください。ハチが自由に出入りできます。(下図の使用モー ド)
  • 回収時 ⇒ 農薬散布やハウス間のローテーション利用のためにハチを回収したい時は、巣門を下へ下してください。(下図の回収モー ド)

導入後の管理方法

授粉活動の確認

導入後の授粉活動はバイトマークや花弁に残った”足跡”や花粉ダンゴで確認することができます。

 

 

 

過剰訪花に注意

  • 花数が少ない時などに働きバチが過度に訪花することによって、めしべに傷がつき 落花や奇形果が生じることがあります。
  • おしべ、めしべが褐色に変色するほど痛んでいる場合には、巣門を回収モー ドにして働きバチを回収します。(上図参照)
  • 回収モー ドを利用して午前中だけ飛ばしたり、1~2日おきに飛ばすなどして活動制限をすることで過剰訪花をさけることができます。
  • 花が少ないときは必す、花粉を給餌して餌不足を防ぐことも重要です。

※なお、過剰訪花による落果(花)や奇形果の発生による減収等の生産物補償はできません。

 

乾燥花粉の給餌方法(下図)

  1. 巣箱の上ブタの花粉給餌口を点線に沿って開けてください。
  2. 分包花粉の封を切り、中の花粉を給餌口から与えてください。
  3. 花粉給餌口を閉じてください。
    巣箱内のハチは光を嫌います。花粉給餌口が開いたままだと光が差し込んだり、ハチが入り込んでしまったりしますので、給餌後は必す閉じてください。

※花粉の給餌量については、花粉パック内の添付書類をこ参照ください。

糖液の確認方法

  1. 巣箱背面下部にある糖液確認窓を点線に沿って開けてください。
  2. 手袋をして、指を差し込み、糖液が残っているか触って確認してください。弾力がある場合は十分な糖液が残ってい ます。
  3. 確認後はハチが入らないように必す閉じてください。

※糖液確認窓が開いているとハチが入り込み、確認時に刺される危険があります。
※糖液残量が少なくなったら、糖液タンク(別売「ビーハッ ピー」)を交換することができます。ますハチを回収し、巣門を 閉じた状態で巣箱の上ぶた(段ボール製)を外します。中の プラスチック容器を静かに取り出すと底面に糖液タンク がありますので、新品の糖液タンクと交換してください。新品 の糖液タンクは吸い上げ口のキャップがついているので、必 すキャップを外してからプラスチック容器を戻してください。

管理のポイント

  • 糖液を補給できる場所を設置すると活動の安定化につながります。
  • 古い巣箱はハウス内に残さないようにしてください。
  • 良質な花粉が出るように最低夜温は実測で12℃(ナスは14℃)以上に設定しましょう。
  • 直射日光は厳禁です。巣箱の設置環境は30℃以下にしてください。 25℃前後で乾燥したところが最適です。
  • ネット展張してください。
  • 農薬の残効、展張フィルムの特性がハチに影響ないことを確認してください。

※補給用糖液の作り方
ペットボトルや空缶の底部を切り取り、水と砂糖をl : lの割合で溶かし たものを脱脂綿等に浸して入れます。これに針金などを通して、ハウス 内の番線などにつり下げます。10a当り2~3個用意してください。

 

マルハナバチ取り扱いの注意事項

マルハナバチはおとなしい性質のハチですが、働きバチと 女王バチは針を持っているため、刺される危険性があります。マルハナバチの利用時には、ハチにも巣箱にも刺激を与えないよう十分に取り扱いには注意してください。
特に巣箱を持ち運んだり、給餌や糖液確認などのために巣箱を触る際は、ゴム手袋·面布等を着用し、肌の露出部をなくした上で、ハチが巣外へ飛び出すことのないよう必す巣門を閉じて、刺激を与えないように丁寧に扱ってください。

巣箱の処理方法

蒸しこみや熱湯処理にてハチを完全に殺した後、適正に処分してください。

 

 

 

 

 

 

 

マルハナバチに刺された場合の対処方法

  1. 刺された直後であれば、昆虫毒吸引器等で毒を吸い出し、清潔な水でよく洗い流してください。
  2. 患部を、冷水、氷、凍らせた保冷剤などを用い十分に冷やしてください。
  3. 患部の腫れ等の症状がひどい場合や、気分が優れない場合には、こ自身による車の運転はさけ、速やかに医師の診断を受けてください。

中毒についての緊急問合せ先(公益財団法人 日本中毒情報センター中毒110番)
■大阪  ☎072-727-2499 (365日、24時間対応)
■つくば ☎029-852-9999(365日、9~21時対応)

 

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